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Event Report

今回はランス・アームストロングの復帰戦を現地にいる鈴木雷太氏(元プロMTBライダー)からのレポートでお届けします。

2009年1月18日は、あのランス・アームストロング選手がレースに復帰するというロードレース界にとって歴史的な1日となりました。皆さんご存知のとおり、ランス・アームストロング選手は現役時代にガンを克服してレースに復帰、その後前人未到のツール・ド・フランス7年連続優勝を果たし、2005年のツール・ド・フランス最終ステージを最後に引退していました。引退後はガン患者とその家族、またガンを克服した人たちの支援活動に力を入れており、今回の復帰もその活動を世界的に広めようという狙いがあるようです。

まずはツアー・ダウンアンダーの前座レースとなるキャンサーカウンシルクラシックがオーストラリア・アデレード市のど真ん中にて開催され、無事に51位でカムバックを終えました。翌日のレースはなかったのですが、今回のツアー主催者であるTREK Travelの粋な計らいで、アスタナチームが滞在しているホテルにてスペシャルなディナーとなりました。このディナーではランス・アームストロング選手が乗る実車を見せてもらえるというビッグサプライズがあり、TREK社でスペシャルペイントが施されたメッチャかっこいいカラーリングのバイクを見ることができました。

そして1月20日。ついに第11回ツアー・ダウンアンダーが始まりました。この日もアームストロング選手は集団から飛び出すことなくレースを静観している印象で、トップとタイム差なしの120位にてゴール。順位の数字を見るとやや寂しい感もありますが、彼が集団の中を走っているだけで観客は彼の名前を絶叫し、熱いまなざしにエールをのせて声援する様子は、やはりスター選手だけが持ちうる品格のおかげなのでしょう。後半に控えたステージでは、アームストロング選手が最も得意とする登りがあります。世界中の人々がここで彼の激走が見られるのではと期待していることでしょう。

それでは、また後半戦レポートで!

鈴木雷太


【鈴木雷太PROFILE】
1972年8月11日生まれ。愛知県岡崎市出身。プロMTBライダーとして、そしてオークリーライダーとして日本のクロスカントリシーンを牽引し続けて来た。1999年アジア大陸選手権チャンピオンや2000年シドニー五輪日本代表など輝かしいキャリアを持つ。2007年に引退し、現在は長野県松本市にあるBIKE RANCHのオーナー。

戦歴:
1999年 ジャパンシリーズチャンピオン、アジア大陸選手権チャンピオン、シクロクロス全日本チャンピオン
2000年 シドニーオリンピック日本代表
2001年 ジャパンシリーズランキング3位
2002年 全日本MTB選手権大会チャンピオン
2005年 全日本MTB選手権大会チャンピオン

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  • ウォーミングアップ中のランス・アームストロング
  • このレースの勝者はオージースプリンターロビー・マキュエン 彼もOAKLEY ライダーであるRADAR使用
  • ナンバー「11」はランスのナンバー。ロードの世界では下一桁の数字が「1」はそのチームのエースを示す。これほど「1」が似合う男はいないだろう!!
  • 集団前方で構えるランス・アームストロング
  • ランチタイムにはビールとハンバーガー。RIDE後に最高のランチだが流石にでかい!!